はじめに
こんにちは たそ(@taso_int)です。
超久しぶりです。
全然ブログ書けずに申し訳ないです。
今日は2022年5月26日にリリース?されたAAP2.2を
最新のRHEL9.0にインストールしたいと思います。
環境
VMware Workstation Playerは商用利用でなければ
無料で使用可能です。
またRHELやAAPのライセンスに関しては
Red HatさんのRed Hat Developer Programに参加し、
Developer Subscriptionを利用しています。
詳細はこちらへ
公式情報
インストール資材
RHEL9.0
URL
https://access.redhat.com/downloads/content/479/ver=/rhel---9/9.0/x86_64/product-software
色々あって迷うかもしれませんがとにかくサイズが大きいものを選べば問題ないです。(雑)
AAP2.2
URL https://access.redhat.com/downloads/content/480/ver=2.2/rhel---9/2.2/x86_64/product-software
RHEL9とRHEL8の2種類があります。今回はRHEL9
setupとSetup BundleがありますがSetup Bandleの方が無難です。
またRHEL9.0でAAP2.1をインストールしようとすると失敗します。
RHELのインストール
ここに関しては特に躓くところはないと思います。
最初 Terminalをどうやって出せばいいかわかりませんでした。
AAPのインストール
展開および移動
tar xvfz ansible-automation-platform-setup-bundle-2.2.0-6.tar.gz cd ansible-automation-platform-setup-bundle-2.2.0-6
inventoryの追記
inventoryの中身が変わってます。
比較画像上げれずすみません。
記述箇所が増えました。
[automationcontroller]が新しく増えた追記部分です(正解かはわかりませんが)
[automationcontroller] ホスト名 ansible_connection=local ←記述 ホスト名がlocalhostだとエラーになる [automationcontroller:vars] peers=execution_nodes [all:vars] required_ram=true メモリが少ない場合は追記 admin_password='' 記述 pg_host='' pg_port=5432 pg_database='awx' pg_username='awx' pg_password='' 記述 pg_sslmode='prefer' # set to 'verify-full' for client-side enforced SSL # Execution Environment Configuration # Credentials for container registry to pull execution environment images from, # registry_username and registry_password are required for registry.redhat.io registry_url='registry.redhat.io' registry_username='' 記述 registry_password='' 記述
インストール
./setup.sh
AAPはスペック(特にメモリ)が低い場合インストールに失敗します。
回避としてinventoryにrequired_ram=trueを追記するが有効です。(運用する場合は非推奨)
無事インストール出来ました。
新機能もありますね
結局何が変わったの?
インストール方法の大幅な変更とかはないです。
大きなところとしては
- ダウンロードパッケージのバージョンアップ
- ansible-coreが2.12→2.13
- ansible-navigatorが1.1.0→2.1.0
- ansible-lintが5.0.8→6.0.2
- inventoryの記述が増えた
- ee-supported-rhel8にLibSSHがサポートされた(ネットワーク関連)
- 新機能トポロジービュー
- RHEL9はAAP2.2以上でないとインストール不可
ぐらいですかね。ここら辺は情報待ちかもしれません
最後に
久しぶりにブログでしたが書きたいことがあるので、関連して書きました。
AAPでEEを作成して実行環境に乗せる方法について書いていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
よい自動化を